愛犬の体調がいつもと違う気がする…。
そんなとき、すぐに体温をチェックできれば、体調不良の早期発見につながります。
本記事では、犬の体温の正常値や自宅での正しい測り方、異常が見られたときの対処法などを詳しく解説します。
毎日の健康管理の基本として、ぜひ役立ててください。
1. 犬の体温の正常値とは?平熱の目安を知ろう
犬の体温は、人間よりもやや高いのが一般的です。
まずは、犬の年齢やサイズによる平熱の目安を確認しておきましょう。
● 犬の体温の正常値(平熱)
犬のタイプ | 平均体温 |
---|---|
子犬(〜1歳) | 38.5℃〜39.5℃ |
成犬(1歳〜) | 37.5℃〜39.0℃ |
高齢犬(7歳〜) | 37.0℃〜38.5℃ |
※個体差があるため、愛犬の「いつもの平熱」を把握しておくことが大切です。
2. 犬の体温が高い・低いときに疑うべき症状
● 高体温(39.5℃以上)の場合
- 発熱(感染症、ウイルスなど)
- 熱中症(特に夏場の屋外・車内)
- 炎症反応(怪我や内部疾患)
【対処】
水分補給を行い、すぐに涼しい場所へ移動。40℃を超える場合はすぐに動物病院へ!
● 低体温(37.0℃以下)の場合
- 低血糖(特に小型犬や子犬)
- ショック状態(事故や病気による)
- 外気温の低下(寒い日など)
【対処】
体を保温し、毛布でくるんであげる。震えが止まらない場合は病院へ。
3. 犬の体温の測り方|正しい手順とコツ
自宅で犬の体温を測る方法としては主に「肛門測定」が使われます。
以下の手順で行いましょう。
● 準備するもの
- 犬専用の体温計(電子式)
- 使い捨ての体温計カバー or ラップ
- 潤滑剤(ワセリンやベビーオイル)
- おやつ(ごほうび)
● 測り方の手順
- 犬をリラックスさせる(できれば二人がかりで保定)
- 体温計にカバーをつけ、潤滑剤をつける
- 尻尾を上に持ち上げ、肛門に約2〜3cm挿入
- 体温計がピピッと鳴るまでしっかり保持
- 終了後はやさしく声をかけ、ごほうびを与える
💡ポイント:犬が暴れないように、背後から包み込むように保定するとスムーズです。
4. 犬の体温が測れないときの代替チェック方法
どうしても肛門からの測定が難しい場合、以下の方法でもある程度の体温状態は推測できます。
● 触診による目安
- 耳の中が熱い→体温が高い可能性
- 肉球が冷たい→体温が下がっている可能性
- 口の中の粘膜の色が赤い/青白い→発熱や貧血のサイン
ただし、正確な数値は出せないため応急的な判断に留めることが重要です。
5. 犬用体温計の選び方とおすすめアイテム
体温管理をしっかりしたい方は、犬専用の体温計を1本持っておくのがおすすめです。
● 体温計の種類と特徴
種類 | 特徴 |
---|---|
電子式体温計(肛門用) | 正確・安価・主流 |
耳式体温計(非接触) | 簡単・やや誤差あり |
赤外線センサー式 | 非接触・楽だが高価で誤差も大きい |
● おすすめ犬用体温計
- ドリテック ペット用体温計 TO-200
→細くて柔らかい先端で挿入しやすい。約30秒で測定可能。 - シチズン 耳式体温計 CTD711
→非接触で犬が嫌がりにくい。目安として使うなら便利。
6. 日常的な健康管理としての体温チェックのすすめ
犬の体温は、体調変化のサインとしてとても敏感な指標です。
定期的に測ることで「愛犬の平熱」を把握しておけば、異変の早期発見が可能になります。
● 体温チェックのおすすめタイミング
- 散歩後や運動後
- 食欲がないとき
- ぐったりしているとき
- 通院前や予防接種の前後
💡できれば月に1〜2回は体温測定の習慣をつけておくと安心です。
7. まとめ|体温測定は犬の健康管理の基本!
犬の体温は「健康のバロメーター」ともいえる大切な指標です。
日頃から体温を測る習慣を持つことで、病気の予兆を見逃さず、愛犬の命を守ることができます。
✅ 本記事のまとめポイント
- 犬の平熱は37.5℃〜39.5℃(子犬は高め、老犬は低め)
- 肛門での体温測定が最も正確
- 高体温=熱中症、低体温=低血糖などに注意
- 犬用体温計を準備して、月1〜2回は測定しよう
愛犬の元気が「いつもと違うかも」と感じたら、まずは体温をチェックしてみてください。
小さな変化に気づける飼い主さんであることが、健康寿命を伸ばす秘訣です。